推奨ガイドライン
Guideline
各パートを履修した時点で、生徒が臨床の現場でエソテリック・ヒーリングのセッションを他者に行う場面として推奨される範囲は下記の通りです。(生徒の経験や習熟度や特性によるため、およその参考とご理解ください)
◉ パート1修了時点
生徒同士や勉強会での練習の範囲に留める。
クライアントに対してワークを提供しない(メニューに載せない)
(既に治療家やセラピストなど対人援護に関わる活動をしている人なら、エソテリック・ヒーリングの施術として他者への提供をしなくとも、自己のアラインメントを整えて、より良い奉仕の成果につなげる事は、どの時点でも可能であることを忘れないでください!)
◉ パート2修了時点
生徒同士や勉強会での練習の範囲に留める。
クライアントに対してワークを提供しない(メニューに載せない)
◉ パート3修了時点
クライアントに対して行う場合、ケーススタディ(モニター)セッションとしての提供であれば可。
◉ パート4修了・基礎カリキュラム修了
通常のメニューとして一般に提供できる。
(補足)
パート2を終えた時点では、生徒は「エソテリック・ヒーリング実用ための初歩教育までが提供された」状態です。小学生の国語学習になぞらえると、パート1が「鉛筆の持ち方だけを教わった」段階だとすれば、パート2は「五十音の書き方までは教えてもらって書ける」段階です(五十音が書けても、1つ1つの単語の意味を理解したり、単語を用いて作文を書くことは難しい、という事にも似ています)。
この時期の受講生は、自分自身のアラインメント(整列)を丁寧に行う訓練を重ねることが最優先です。トライアングルをツールとして駆使する以前に、クライアントの状況や治療に必要なことを触知するスキルと感受能力を高めることが課題であり、他者に対しても、自分自身に対しても、安全にワークができる素質を育てる段階となります。
よって、一般の人にセッションを提供するのは、パート3以降が推奨されています。パート4を履修しても、参加者個人のファシリテーターとしての適正やスキルがどこまで育つかは、毎日の積み重ねや、個人のエゴをどこまで後退させる事ができるか次第であるため、本コースの卒業が「どんな人に対してもエソテリック・ヒーリングを実践できる」という、対外的に一定の質を保証するものではありません。(生徒の人生経験や習熟度や特性によるため、およその参考と理解してください)